FF14(FINALFANTASY XIV)初心者向けのおすすめクラスをまとめています。初期画面では説明されていないロールについても解説中です。クラス・ジョブの選び方、それぞれの特徴についても紹介しているので参考にしてみてくださいね。
注意!各クラスにはロールというものがあります!
ゲームを始めるとすぐにキャラクタークリエイト、そしてクラスの選択をする必要があります。
上記画像のように、ファイター・ソーサラーのタブが出てきて選ぶような形になったのではないでしょうか。ここで最初はどれを選べばいいのか迷う人も少なくないはず。
最初は自分の気になるクラスを選べばいいよ!と言いたいのですが…
FF14というゲームの性質を考えると、残念ながら「どれでも良い」などと安易におすすめすることはできません。
この画面ではどれも同じだよ♪みたいな形でクラス紹介されていますが、
FF14の戦闘システムの特徴である「各クラス・ジョブにはロールがある」ということが何一つ説明されていないのです…。
最初は関係ないからなのでは?と思う方もいるでしょう。そんなことは全然ありません。
ロールとしての立ち回り・役割は序盤から要求されます。
なのでまずは簡単にでもロールとその役割について知り、それからクラスを選んでみてください!
ロールとは?
クラスを選ぶ前に初心者が知っておくべきなのは「ロール」についてです。
ロールとは簡単に言うとそのクラス・ジョブのパーティでの役割のようなもの。他のオンラインゲームを体験したことのある方は馴染みがあるのではないでしょうか。
ロールには大きく分けて「DPS」「タンク」「ヒーラー」の3種類があります。
DPS:攻撃に特化したクラス・ジョブ。とにかく火力を出すのが役割。
タンク:防御力に特化したクラス・ジョブ。敵のターゲットになり、パーティメンバーに攻撃が行かないようにする役割。そのためダンジョンなどでは先行して進む必要あり。
ヒーラー:回復に特化したクラス・ジョブ。主に攻撃を受けるタンクを回復しつつ、DPSの回復も行う。攻撃・回復を使い分ける必要があるなど難易度が高い。
FF14ではロールの役割がかなり重要となっています。最初のメインクエストを進めているときはソロで何でもできるため、ロールが重要なものだと認識しにくいですが、パーティーで行くようなコンテンツを始めるとはっきりしてくるはずです。
初期クラスとロール
ロール | クラス |
---|---|
DPS | 格闘士 |
槍術士 | |
弓術士 | |
呪術士 | |
巴術士 | |
タンク | 剣術士 |
斧術士 | |
ヒーラー | 幻術士 |
初期で選べるクラスと対応するロールは上記のようになっています。
よく、初期のクラス選択画面に惑わされて剣術士になっている初心者の方を見かけます。
一番上にあって・とりあえずスタンダードで・最初に選ぶクラスとして無難なように見える剣術士は、実はタンクなので注意が必要です。
初心者おすすめのロール
DPSはほかのロールに比べて役割がシンプルなことから、初心者向けだと言われています。
なぜタンク・ヒーラーはおすすめできないのか、どうしてもやりたい場合はどうしたらいいのかなどはのちに解説していきます。
初心者向けクラス4選
ロールの役割について知ると初心者にはDPSがおすすめの理由が分かってくると思います。火力を出すことが主な役割なので、ほかのロールに比べるとやりやすいのが1つです。
ただし、DPSの中でも比較的簡単なクラスと、のちに難しくなるためおすすめできないクラスがあります。簡単・難しいの違いはスキル回しの差です。
以下ではまず、分かりやすくおすすめのクラスを紹介しています。
弓術士
DPSの中でもレンジ・遠隔物理DPSと呼ばれるクラスです。
弓を使って敵から離れて戦うことができます。スキル回しも簡単なので難しいことがありません。敵のギミックを避けながら攻撃できるところがやりやすく、初心者にはおすすめです。
レベル30になると吟遊詩人というジョブになれます。
巴術士
DPSの中でもキャスターまたは遠隔魔法DPSと呼ばれる魔法攻撃に特化したクラスです。巴術士もスキル回しが比較的簡単で、敵から離れて戦うことができます。
レベル30になると同じDPSの召喚士か、ヒーラーである学者になれます。召喚士になる場合、レベルが上がると火力も上がるうえ、詠唱時間ほぼなし魔法が多いのもおすすめの理由の1つです。
槍術士
メレー・近接物理DPSと呼ばれるクラスです。
近付いて戦うのが主で、敵単体に対し火力を出せるのが特徴となっています。ただし敵に近付いて戦う分、攻撃をしながらギミックを避けるのが難しい一面もあります。
槍術士は近接DPSの中でも比較的スキル回しが簡単で、レベル30になると竜騎士というジョブになれます。後半になると火力も期待できるジョブです。
初心者向けではないDPSのクラス・ジョブ
DPSの中でも初心者にはおすすめできないクラス・ジョブがあります。複雑で難しいのに、なぜ初期から選べるのか謎なくらいです。以下ではそのクラスと理由を紹介しています。
呪術士・黒魔導士
魔法特化のキャスターと呼ばれるDPSです。威力の高い魔法攻撃をすることができますが、詠唱時間が長く、足を止めている時間も長いため、ギミックを避けなければならないこのゲームにおいてやや難易度が高いかと思われます。
また、ちゃんとした火力を出すためにはスキル回しをきちんと行う必要があります。レベルが上がるとそれもやや複雑化してくるうえに、ゲーム内ではきちんとした説明がありません。
なのでどうしてもやりたい場合は、
- 自分のレベル帯に合わせたスキル回しを常に調べる
- ギミック避けを優先にしつつ、攻撃できるタイミングを身につける
といったことを意識しておきましょう。
双剣士・忍者
近接DPS・メレーと呼ばれるクラス・ジョブです。こちらは初期選択できませんが、クラスから始まるので一応載せておきます。
双剣士のときは特に難しいことはありませんが、レベル30でなれる忍者のスキル回しが初心者には難しいのではないかと思われます。そもそも忍者のスキル回しは初心者でなくとも複雑に感じる人が多いです。
どうしても忍者になりたい場合は、レベル帯に合ったスキル回しを常に調べることを意識しておきましょう。
格闘士
近年ではコンボが分かりやすくなったものの、後半になるとやっぱり複雑です。慣れると面白い部分もありますが、初心者にはとっつきにくいかもしれません。
難しいが楽しい
誤解しないでほしいのですが、紹介した上記3つは難しいので初心者向けではない、という理由からおすすめしていません。
ですが、逆に覚えれば楽しいジョブとも言えます。
もし、自分で立ち回り・スキル回しを調べることが苦ではないというのなら、勉強しつつ挑戦するのもアリです。
何もわからずに適当にやるだけでは火力を出せないクラス・ジョブなので、そこだけは注意してくださいね。
初心者にタンク・ヒーラーがおすすめできない理由
最初で選べるクラスには「剣術士」「斧術士」「幻術士」があります。
タンクとヒーラーはどうしてもやりたい!と思わない限り、最初から選ぶのはやめておきましょう。
この2つのロールの役割は重要であり、ある程度のプレイヤースキルが求められるからです。
最初からフレンドがいて、身内でパーティーできるよ!という方ならやるのもアリですが、ソロ・野良でやる場合、最初から選ぶのはおすすめできません。
タンクが初心者におすすめできない理由
最初はインスタンス・ダンジョン(ID)で他のプレイヤーもしくはNPCとパーティーを組む機会があるかと思います。
ダンジョンは道を進み雑魚敵を倒す→ボスの部屋に行きボスを倒すということを3回ほど繰り返す流れで進みますが
その際に敵視を取るのが役割であるタンクは、必ず先行して進み、先に敵を攻撃する必要があります。
そのためほとんどの場合、タンクが進まなければ他のメンバーも先へは進みません。
最初はそれに何か少し違和感を覚えますし、道がわからない初心者にとってやり辛いと感じることも多いでしょう。
もちろん、初心者だと分かってくれる優しい先輩プレイヤーさんもいます。そういった方はさりげなく道案内してくれますし、何か詰まったら丁寧にチャットで教えてくれることもあります。でも、そうじゃない人も多いです。
そうじゃない人に当たってしまった場合、先行されて敵を釣ってこられたり、勝手な行動をされたり、チャットでやり方にケチを付けられたりすることもあります(全て体験談です)。
そうなると、嫌な気分になってFF14を辞めたくなると思います。
初心者の方にそんな気持ちになって欲しくはありません。
なのでこのゲームのシステムに慣れるまで、タンクはやらない方が良いというのが、個人的な理由の1つです。
それでもどうしてもやりたい場合は、動画などを参考にして立ち回りを勉強してみましょう。
ヒーラーが初心者におすすめできない理由
タンクと同じくらい初心者におすすめできないロールです。タンクとは違って先行する必要はありませんし、目立たないポジションですが、パーティーの生命線と言っていいほど重要な役割を持っています。
初心者にとっては
- 攻撃をしながら傷ついたパーティメンバーを回復する
- ギミックを理解し、戦闘不能にならないようにする
といったことがより難しく感じるかと思います。こちらも身内でパーティーできるという人ならアリですが、ソロや野良で最初から挑むのはおすすめできません。
ヒーラーは主に傷ついたメンバーを回復するのが仕事です。回復だけではなく、必要のないときは攻撃も行います。
また、誰かが戦闘不能になったら蘇生するのも役割の1つです。
ヒーラー以外、蘇生魔法を持っているロールは一部を除き(巴術士・召喚士・赤魔導士)ありません。
つまり戦闘中、ヒーラーが戦闘不能になると助けられる人はほとんどの場合いない=基本的に戦闘不能になってはいけないということです。
最初はどうにかなることも多いですが、レベルが上がってゲームが進行するほど、役割の重要性は増します。
それでもどうしてもやりたい場合は、動画などを参考にして立ち回りを勉強するほか、これから行くダンジョンのギミック予習は必ず事前にしておくと安心です。
もし難しいクラスを選んでしまったら
- やる気はなかったのに、タンクやヒーラーを選んでしまっていた
- このクラス、ちょっと難しい
- 自分に向いていないかも
最初のクラス選択で失敗したと感じてしまうこともあるかと思いますが、大丈夫です。
とりあえず選んだクラスをレベル10まで上げて、クラスクエストを受注・クリアしてみましょう。
クラスチェンジが可能になります。
できるようになったら、ほかのギルドに行ってやりたいクラスのクエストを進めてみてください。
ただし、気になるクラスのギルドが、開始したところとは別の都市にあるということも。
その場合はメインクエストで3都市を行き来できるところまで頑張って進めましょう。
ジョブは初期選択できるもの以外にもある
ストーリーを進めると選択できるジョブは増えて行きます。
ただし、ストーリーがひと段落し次の章になってから、というイメージなので
そこにたどり着くまでに長く感じるかもしれません。
やれるジョブが増えると楽しさも増し、やれることが増えるとさらに楽しくなるのがFF14の特徴です。
諦めずに、まずはストーリーを優先しながら進め、クラス・ジョブの立ち回りに慣れて行ってくださいね!